開発のあらまし 「おいでまい」開発物語

2021.10.28

おいしくて、夏の暑さにも負けない品種を

西日本のお米は、近年の温暖化による夏の暑さで透明感がなくなるなど、品質の低下が問題になっています。この難問を解決するため、香川県はおいしくて、夏の暑さに負けない品種の開発に取り組みました。

そして、平成14年に香川県農業試験場で交配され、その後数々の試験を突破して平成22年に県の奨励品種に採用されたのが「おいでまい」です。平成25年から本格的に栽培が始まっています。

品種名の「おいでまい」は、「香川県で生まれたお米を多くの人に食べてほしい、食べに来てほしい」という願いを込めて、柔らかい讃岐弁で表現しています。